Death In Vegas / Scorpio Rising

テクノからヒップ、ダブ系までをこなす The Chemical Brothers
The Prodigy などと同じような印象を持ちますが、決定的に異なるの
は、彼らよりもよりロックに、そしてバンド形式に持って行こうとす
る流れです。楽曲的にも躍動感溢れる…というよりは、もう少しナチ
ュラルに、温かみのある楽曲が多いです。

某有名クラブで The Chemical Brothers の後釜として現れたユニット
ということで、The Prodigy に比べると The Chemical Brothers
近いスタイルではないかと思います。

彼らの2nd「The Contino Sessions」では、Iggy Pop や Bobby Gillespie
(PRIMAL SCREAM)がゲスト・ヴォーカルとして参加して話題になりまし
たが、このアルバムの目玉は何と言っても oasis の Liam Gallagher
が表題曲で参加していることだと思います。

oasis といえば、The Chemical Borthers の「Setting Sun」で Noel
Gallagher がヴォーカルとして参加しメガ・ヒットとなりましたが、
そこまでの派手さはなくてもかなり聴きごたえがあると思います。

Liam が唄うと変なクセがでてしまい、「oasis!!」って感じになって
しまいそうですが、そういう感じがまったくしない、ごく自然に仕上
げてしまうのが、Death In Vegas の才能なんだと思います。

来年発売されるという oasis のニュー・アルバムも、当初はこの
Death In Vegas を招いて収録されていましたが、最終的には延期に
なてしまったようです。

スコーピオ・ライジング

CD情報はコチラ ⇒ "Scorpio Rising"

全然関係無いと思いますが、全く同じタイトルのアルバムを布袋寅泰
リリースしていますね。