THE HATE HONEY / teenthrash
現在は"THE"の冠を取って、HATE HONEY として活動する彼らが、
2000年に活動停止する直前にリリースしたマキシ・シングルです。
HATE HONEY は元々、NIRVANA サウンドを継承したガレージ・ロック的サウンドでしたが、
2nd アルバム "HELL'S KITCHEN" からゴリゴリのラウド・ロック的サウンドに変貌しました。
熱い魂を楽曲に対して前面にぶつけて来る高木フトシの唄が何よりも魅力です。
タイトル曲、"teenthrash" は曲もさることながらメッセージ性も充分あって、
彼らが2002年に復活した際にこの曲の意味、彼らの生き様を感じ取ることができました。
"winterday"は 1stアルバム "DETROIT" にも収録されている曲ですが、
かなりパワフルにアレンジされていて、カップリングには勿体無いぐらいの完成度です。
このCDのもう1つの聴き所は、blur が Brit Pop からの決別を現したアルバム「blur」に
収録されている "Song 2" のカヴァーです。
blur が "Song 2" をリリースした時も驚きましたが、
THE HATE HONEY がこの驚き以上にカッコ良くアレンジしていることに驚きと喜びを感じました。
UK とはあまり接点がなさそうなバンドではありますが、
blur の "Song 2" にこんなアレンジがあるのか…というアプローチで
彼らを知ってもらえるとありがたいです。
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