The Prodigy / The Fat Of The Land

BEAT TECH-ROCK とでも形容すべきなのでしょうか。
同じ頃、THE CHEMICAL BROTHERSunderworld
後に DAFT PUNK なども確固たる地位を築いていますが、
彼らは ROCK というジャンルにも深く入り込んでいる点が大きく異なると思います。

このアルバムには、毎週のようにTOP 1でPVが流れまくっていた、
「BREATHE」「FIRESTARTER」が収録されています。
テクノ系は、その音楽から無限にシーンを想像できるところが魅力で、
そのサイケで、抽象的な要素が特徴だと思いますが、
PRODIGY は ROCK の要素がある分、
音楽の中にリアルな部分も多く含まれていると思います。
容姿も特徴があり、アー写でも強調している点が、
そのリアル感を生み出す一因となっていたのかも知れません。

PVを見た時に、あまりに音楽とシンクロしていて、
その完成度の高さと、少し距離を置きたくなるような感情から生まれる神秘性など、
多くのものを感じることができました。

個人的には来日公演にも行ったことがあり
贔屓しているバンドです。

オールジャンルで名盤中の名盤と言える作品だと思います。


ザ・ファット・オブ・ザ・ランド

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