JOHN SQUIRE / TIME CHANGES EVERYTHING

THE STONE ROSES のギタリスト、JOHN SQUIRE (ジョン・スクワイア)が
独自レーベルから満を持してリリースしたソロ・アルバムが「TIME CHANGES EVERYTHING」です。

JOHN SQUIRE は、THE STONE ROSES 解散後、
THE SEAHORSES(ザ・シーホーセズ)でアルバムを1枚リリースしていましたが、
THE STONE ROSESTHE SEAHORSES では完全に裏方に徹していた彼が、
ヴォーカルとしての姿を見せるということはこのアルバムが発売されるまでは信じがたいことでした。

このアルバムが初ヴォーカルとなりますが、結論から言うと、結構うまいです。
名ギタリストがソロとして活動する時の、あの何とも言えない妥協はそれほど必要としません。
彼の楽曲に彼の声が自然に乗っていると思います。

楽曲では、盟友 Ian Brownイアン・ブラウン)への想いを唄った「I MISS YOU」、
「ALL I REALLY WANT」など、これぞUK、これぞJOHN SQUIREと言わしめるメロディが
たくさん詰まっています。

THE STONE ROSES では、1st ではよりソフトに、2nd ではよりアグレッシブに
JOHN SQUIRE のギターは違った形で存在感をアピールしていましたが、
この「TIME CHANGES EVERYTHING」は比較的1stの時の印象に近く、
曲によっては1stと2ndの中間的なスタンスを取っていると思います。

TIME CHANGES EVERYTHING

CD情報はコチラ ⇒ TIME CHANGES EVERYTHING

このアルバムの収録曲と、
LIVEでも演奏されている THE STONE ROSES のナンバー、THE CLASH のカヴァーが
収録されているLIVE盤(ミニ・アルバム)も発売されています。

実際のLIVEでは、
「MADE OF STONE」「SHE BANGS THE DRUMS」「WATERFALL」「FOOLS GOLD」
などの名曲も数々演奏されています。
THE STONE ROSES のアルバムやLIVEを聴いたことがある人ならば、
ジョンが唄うこれらの曲にかなり違った印象を受けると思います。

参考 ⇒ 2003年2月20日セットリスト

タイム・チェンジズ・エヴリシング・ライヴEP

CD情報はコチラ ⇒ TIME CHANGES EVERYTHING LIVE E.P